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AqResample

「AqResample」は、データのサンプリング周波数を変換するライブラリです。
オーディオ等の一次元信号を任意のサンプリングレートに変換します。
組み込みシステムに適した小型・軽量のライブラリです。

特長

小さなサイズ
コード部分は数KBと非常に小さく、OSや外部ライブラリは一切不要です。
少ない処理量
整数演算のみのためFPUは不要です。汎用の32bitCPUでリアルタイムに処理できます。
商用ライブラリ
オープンソースで生じる各種のライセンス問題に悩まされません。
カスタマイズ
お使いのシステム構成や信号の特性に応じて、最適なライブラリを個別に設計し提供します。

ライブラリ仕様

製品名 AqResample
ROMサイズ(プログラムコード) 1KB *1
ROMサイズ(係数テーブル) 2.5KB *2
処理量 4.5DMIPS *3
量子化ビット数 16bit
サンプリング周波数 任意の周波数比
関数インターフェース C関数呼び出し

*1 ARMv7-Mの場合。
プログラムコードのサイズは、使用するCPUやアーキテクチャによって異なります。

*2 デフォルトの精度で、サンプリング周波数が44.1KHz⇒48KHzの場合。
係数テーブルのサイズは、変換精度と入出サンプリング周波数比により変動します。 デフォルトの変換精度において、44.1KHz⇒48KHzの場合は2.5KBですが、例えば、周波数比が単純な48KHz⇒96KHzの場合は48Bまで小さくなります。

*3 Cortex-M3, デフォルト精度、サンプリング周波数が44.1KHz⇒48KHzの場合。
処理量は、アップサンプリング(fin<fout)の場合は出力サンプリング周波数(fout)に、ダウンサンプリング(fin>fout)の場合は入力サンプリング周波数(fin)に比例します。リアルタイムに周波数変換するときのおよそのCPU負荷は、次のように計算できます。 例えば、11025Hz⇒16KHzの場合、44.1KHz⇒48KHzの処理量から 4.5/3=1.5[DMIPS]となり、Coretex-M(1.25DMIPS/MHz)を80MHzで動作させる場合は1.5%の負荷となります。

ダウンロード(Windows版)

Windows版は無償でお使いいただけます。
ライブラリ(DLL)と実行モジュール(EXE)が含まれています。
任意のサンプリング周波数に変換できます。
一般的なオーディオデータを鑑賞する用途に最適化しています。そのため音響信号の計測や分析には適しません。このような用途には、より長いフィルタでアーティファクトが少ないものを使ってください。

下記を内容を最後までご確認のうえダウンロードしてください。


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AqResample Win ライセンス規定
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■著作権
本パッケージ内ファイルの著作権は(株)アクエストに帰属します。

■使用(プログラムの実行)
本パッケージ内のAqResample.dll、AqResampleCmd.exeは、営利、非営利に関わらず無償で使用でき
ます。
また、自身での使用を目的に限り、パッケージ内のファイルを複製可能です。

■再配布
本パッケージ全部または本パッケージの一部を無断で再配布することを禁止します。
AqResample.dllについては、当社の許諾を受けることで、
営利、非営利に関わらず製品やアプリに組み込んで配布できます。
この許諾に際してライセンス費用等はかかりません。無償で配布できます。
許諾には下記事項をメールでお送りください。折り返し許諾書を返送します。
 
・住所・名前(法人の場合は法人名と担当者名、個人の場合は実名(ハンドル名は不可)
・製品名(アプリ名)
・配布時名義(法人の場合は販売元の名称、個人のフリーウェアなどではハンドル名など)
メールの送り先:infoaq@a-quest.com 件名:AqResample Win配布許諾申請

■免責
本ライブラリの使用に関し、当社は一切の保証をせず責任も負いません。

■その他
本許諾内容は、予告なしに変更することがあります。
本許諾内容に定められていない事項については、著作権法及び関連法規に従うものとします。

以上

AqResample Win Ver.1.00 (aqresample_win_100.zip)

導入のご案内

「AqResample」に興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。

参考

サンプリング周波数変換(リサンプリング)技術 - 基本編
サンプリング周波数変換(リサンプリング)技術 - 応用編